2018年4月号

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2018年4月号

トリプルリスク

高血圧+高血糖+高中性脂肪血症の3つが連鎖するトリプルリスク、これは相乗的に動脈硬化を進行させてしまいます。これらはメタボリック症候群の3症候ですが、体重や腹囲に関係なく、トリプルリスクがあるならばまとめて処理(改善)する必要があります。

ところで「トリプルリスクを考える会」2018226日発足したばかり)の調査によると、このトリプルリスクに対してトリプルケアを心がけている人はたいへん少ない(概算10人に1人程度)との由。

<参考>「トリプルリスクを考える会」の調査報告・・https://triple-risk.jp/pdf/triplerisk_release01.pdf

トリプルリスクに対する食事療法について
こんにちは、管理栄養士の太縄です。4月です、新年度の始まり、今年度の健康目標を立てていますか?本日はトリプルリスクに対する管理栄養士的トリプルケアについて考えてみました。
1)高血糖になれば糖質制限はもちろん脂質制限をし、そして体重が増えないようカロリーコントロールをするでしょう。
2)高血圧ならば塩分を控えめにして、それから血管に負担がかからならないよう体重を増やさないため、カロリーコントロールをするでしょう。
3)脂質異常症になれば、脂質制限はもちろん糖質制限もして体重が増えないように、カロリーコントロールをするでしょう。

あれっ、書いていて気付きました、結局この3つは中心になるものを置き換えているだけで、根っこはすべて同じではないか!あなたの内臓も血管も血液も全部つながっているのですから当然といえば当然ですね。医学的にはこれをインスリン抵抗性というらしいですが。・・血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなると、それを補うために膵臓で沢山のインスリンが分泌されます。その結果、腎臓がナトリウムの再吸収を促進し、血圧を上げます。また、肝臓で中性脂肪の合成が盛んになって血中脂質が増えてしまいます。
さて養生の基本は、
1)バランスよくいろいろな食材を取り入れる。(同じものばかり食べないように、またラーメンだけみたいな単品を控えて、野菜や副菜や野菜ジュースなどをプラスしましょう)
2)味付けを濃くしない。(調味料、塩、砂糖、油などを気をつける、特に醤油、塩、マヨネーズなどのものをテーブルでボトルのままおかずに使う分だけ小皿に入れておきましょう)
3)適度な運動をする。(20分程度の運動するもしくは階段などを使ったりしてよく歩くようにしましょう)
どんな病気になろうと、あるいは病気を予防するにしてもやはり基本は同じことです。これら3本柱にもう1つプラスするならば、水分をしっかり摂りましょうといいたいです。たくさん飲むというのではなく、喉が渇いたと感じたときにはすでに体がカラカラ状態になっていますので、あらかじめちょこちょここまめに水分を補給することが大切です。
私事ですが、母が脳梗塞になったとき、母は3食きっちりとって、そんなに大食感でもなく間食もほどほどで、酒もタバコもたしなまず、定期的な血液検査も問題なかったのに何故?よ〜く観察していると、母はコーヒーが大好きでよく飲んでいましたが(コーヒーは水分摂取量に換算されません)、食事中はほとんどお茶を飲まないし、一人暮らしということもあり、何か夢中になるとお茶もお水もまったく飲まないで過ごすことがしょっちゅうでした。そんな方はご用心!
糖質、脂質、塩分、そして運動。そんなのわかっちゃいるけど、一つでも難しいのに全部まとめてバランスよくだなんてそんなの無理!あきらめてませんか?一緒にやってみませんか!?

スタッフ通信2018(4)―からだに優しいごはん“たまな食堂”
去年参加したアロマのイベントに出展されていたたまな食堂さん、お昼に頂いた玄米菜食発酵食が美味しかったのとお店のコンセプトが『身体をきれいにするごちそうを、老若男女、すべての方へ 玄米と旬野菜、そして発酵の力で、日本をすこやかに』という事で、とても心惹かれていました。先日、ようやく行く機会がありましたのでご紹介します。
南青山というと都会でお洒落な場所の印象ですが、青山通りを一歩入った裏路地をくぐり抜けてまるで隠れ家を探すようなわくわくした気持ちで辿り着きました。
ここでは、玄米、有機野菜、発酵にこだわった食事を提供していて、料理教室や発酵調味料などの販売もしています。健康に気を遣う方やなるべく丁寧な食生活を心掛けたい方におすすめですが、意外にしっかりした味でボリュームたっぷりの華やかな食事です。
私が頂いたのは、“たまな定食”、ごはんと味噌汁、漬物などが運ばれると一気に昔を思い出す懐かしい香り、そう、田舎の食卓の香りです。メインの温野菜も沢山の種類、肉類はありませんが、テンペという大豆の発酵食品がいいアクセントになっています。食後の3年番茶も大満足でした。

美味しい物を頂くと味覚や心が満足しても、たまにちょっと胃がもたれる、お腹が張る、カロリーが!糖質が!(単に食べ過ぎ(´ω`))と後悔することもあるのですが、たまな食堂さんでの食事は正に身体が喜ぶ気がしました。ランチ時という事で女性が多いようでしたが近くに会社があるのでしょうか、サラリーマン姿もちらほら。1人で定食もよし、夜は接待やお祝い事にも対応できるそうです。
その後、表参道から原宿を散策した後には沢山歩いたことだし、やっぱり心にもご馳走を!と甘いものも頂きました(*^_^*) ・・看護師Y..

“たまな食堂”さんのホームページはこちら・・
http://tamana-shokudo.jp/tamana365/

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