2019年9月号

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2019年9月号

9月は『健康増進普及月間』!

栄養相談のお知らせ
水曜日午後と土曜日午前に概ね月1回ずつ対応中。一人40分程度。
 水曜日(15:00〜18:30)枠 9月18日、10月16日、11月13日
 土曜日( 9:30〜12:00)枠 9月28日、10月19日、11月16日

認知症を予防するための10の方法
「健康的な生活スタイルの順守が、遺伝的リスクにかかわらず、認知症リスクの低下と関連していることが明らかになりました。認知症の遺伝的なリスクがある人も、生活改善という実行可能な取組みをすることで、認知症を予防できる可能性があります」(アルツハイマー病協会、2019年アルツハイマー病協会国際会議(AAIC 2019)より)
https://www.alz.org/asian/overview.asp?nL=JA&dL=JA
『遺伝的リスクが高く、生活スタイルが好ましくない人は、遺伝的リスクが低く、生活スタイルが好ましい人に比べ、認知症の発症リスクがほぼ2.83倍に上昇する』
『遺伝的リスクが高い人が好ましい生活スタイルを続けた場合、好ましくない生活スタイルを続けた場合に比べ、認知症のリスクが32%減少する』

ところで健康的な生活スタイルとは、
1)運動を習慣として行う、
2)健康的な食事をする、
3)喫煙しない、
4)アルコール摂取を中等度に抑える
・・いずれもすぐに実行可能なことばかりです、よね(!?)

『認知症を予防するための10の方法』とは、
① 健康的な食事
 野菜や果物を十分に摂り動物性脂肪を控えめにした栄養バランスの良い食事は、認知機能低下のリスクを減らすために役立つ。地中海ダイエットやDASHダイエット(高血圧に対策するための食事療法)などの研究報告がありますが、日本人ならやっぱり和食ですよね!
②  適度な運動
 運動は心拍数を上げ、心血管運動を高め、脳と体への血流を増加させる。ということは認知症予防にも良さそう。
③ 高血圧や糖尿病を治療する
 心血管疾患と脳卒中の危険因子となるだけでなく、脳の健康にも悪影響をもたらすようです。治療/予防を継続的に!
④ 禁煙する
 禁煙すれば認知症リスクを喫煙しない人と同等に減少できるとの由。
⑤ 睡眠
 不眠症や睡眠時無呼吸症候群などが原因で十分な睡眠を得られないと、記憶や思考に問題が生じる可能性があります。
⑥ メンタルヘルス
 ストレスとうまく付き合いましょう。うつ病や不安障害など精神的健康に問題がある場合は早めの治療を受けてください。
⑦ 社会的な交流
 孤立していませんか?孤独ではありませんか?脳の健康に社会的な交流は必要です。
⑧ 知的な刺激を継続的に
 ワクワクすることに取り組みましょう。脳トレ、いかが(*^_^*)
⑨ 学習する機会を見逃さない
 勉強は学生のものではありません。日々の勉強は、認知機能低下と認知症のリスクを減らすのに役立つことでしょう。地区センターやケアプラザに足を運んだり、オンライン学習に取り組んでみてはいかがでしょう。
⑩ 交通事故に注意
 交通事故のよる脳損傷は、認知機能低下と認知症のリスクを高める可能性が高いと思います。車内でのシートベルトをお忘れなく、自転車との接触に要注意、それからすっころばない(転倒留意)ように!

スタッフ通信2019(7)~スタッフ通信 ~ あなたは脳トレしていますか ~
 脳トレ、皆さんもうご存知ですよね?脳を鍛えるトレーニング=略して脳トレ。数字や漢字を使ったパズルや計算等で、脳の、主に前頭葉や前頭前野と呼ばれる部位の血流を良くして脳を活性化させ、物忘れや認知症を予防/改善して「生きることを楽しみましょう」というものです。

 もうウン十年も前に実家に帰省した際、両親が時間を見つけては取りつかれたように“数独”に向かっているのを見て、「…どうしちゃったのかなぁ…」と心配になったものでしたが、3年ほど前から私も数独に励んでいます。もちろん、脳の老化を少しでも防げたら、との思いです。昔、実家に数独本があちこちに置いてあった理由が、実感として解るようになりました。
 私は同じシリーズの数独本を難度の低いものから高いものへひたすら解き続け、時間をかけてでもパズルを完成させることに重点を置いてきたのですが、これではあまり老化予防にはならないことがわかりました(-_-)
 では、効果的に脳を鍛えるにはどうすればよいのか。
*毎日続ける
*間違いを気にせずできるだけ速く解く
*数字や文字などを一時的に記憶する作業を繰り返す

 例えば、パズルや計算問題は正解することよりもとにかく素早く答えること。また、電話をかける時など一時的に番号を覚えたり、会話の内容を覚えておいて後で書き留めておく、などです。どれだけ多くの記憶を脳内に留められるか、ということに意識を向けてみましょう。
 さらに、物忘れ・認知症を予防するための実践アドバイスをいくつかご紹介します。
① ドリルは静かな環境で午前中に行うと効果的・・テレビや音楽は消してください。見ていなくてもテレビがついている状態だと脳を鍛える効果がまったくないそうです。
② 早寝早起きで良質な睡眠をとりましょう・・夜間にぐっすり眠れない方も多くいらっしゃいますね。ご自分のペースで6~7時間の睡眠を確保してください。
③ 右手と左手で別々の動きをして脳を活性化しましょう・・左右別々の動きをするのは根気がいります。加齢とともに低下する「がまんする力」もアップできます。
④ テレビを見すぎていませんか?・・テレビを見ている時の脳活動をMRIで測定したところ、ほとんどの番組で前頭前野の活動が安静時よりも下がる現象がみられました。テレビを見ている間は脳がリラックスしているということです。短時間なら問題ありませんが、長時間テレビを見続けると脳の活動も下がったまま、ということになりますね。
⑤ 朝食はパンよりご飯がお勧め・・脳を働かせるにはブドウ糖を摂ることが大切です。パンでもご飯でもブドウ糖は摂れますが、ご飯の方が緩やかに血糖値を上げて高めの状態をながく維持します。
⑥ 手料理で脳をフル回転させよう・・料理は(1)手作業である(2)メニューを調べたり計量する(3)買い物に出かけて人とコミュニケーションを持つ、といった脳が活性化する3つの要素が入った作業です。料理ができる方だけでなく、苦手な方も初めての方も、できるだけ料理に親しみましょう。
⑦ 簡単な運動で脳を刺激しよう・・運動については、よくお話しさせていただいていますね。できるだけ歩きましょう。軽く汗ばむ程度のウォーキングを心がけましょう。

 私はお盆休みに下記の本を読んで参考にさせて頂きました。今までやってきたことの間違いにたくさん気付かされました! クリニック文庫に置いてありますので、よろしかったら皆さんもお手に取ってご覧になってくださいね。

「認知症の脳もよみがえる頭の体操」
「物忘れ・認知症を撃退する脳の体操100日ドリル」
<看護師U.U.>

10月1日より、消費税が8%から10%になります。それに伴い、健康診断や自費による予防接種等の料金が変更となります。ご了承ください。
尚、保険診療分の自己負担額も若干増えます。

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