2018年7月号

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鼻呼吸(腹式呼吸)をしていますか!?

今月は“呼吸”を意識してみましょう

 

8月休診(夏休み)の予告

8月11日(土曜日)〜19日(日曜日)はクリニックの夏休みです。

 

栄養相談のお知らせ

金曜日午後と土曜日午前に概ね月1回ずつ、生活習慣病からダイエット&サプリメント相談まで何でもOKです。

金曜日(15001830)枠
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 7月28日、8月休み、9月22日

 

スタッフ通信2018(7)− 深呼吸で自律神経を整える −

 診察室で「…じゃあ、深呼吸してみましょう」と院長に言われた方も大勢いらっしゃいますね。そんな方々の中には「つまり、どういうこと」と、分かったような分からないような…モヤモヤした気分のままお帰りになる方もいらっしゃることでしょう。そこで今回はその“深呼吸”について、少しお話してみたいと思います。

先程の“とにかく深呼吸…”とは、「深くゆったりと呼吸(=深呼吸)を繰り返して、自律神経を落ち着かせましょう(=交感神経の働きを抑えましょう)」ということです。自律神経とか、交感神経・副交感神経とか、よく耳にする言葉ですが、なかなか分かりにくい“神経”ですよね。ざっくりお話するとこんな感じでしょうか。

自律神経⇒ 交感神経+副交感神経

.自律神経は私達の意思とは関わりなく身体機能を健全に保つために働いています。胃腸や心臓が休みなく動くのも自律神経が機能しているからです。

.交感神経は私達が活動している時や緊張・ストレスを感じているとき、特に昼間に優位になります。

.副交感神経は休息やリラックスしているとき、夜間や睡眠中に優位になります。

交感神経が優位か副交感神経が優位か、これらのバランスが崩れて、どちらか一方の優位な状態が長く続くと、頭痛・倦怠感・不眠・動悸・不整脈・食欲不振…等、いわゆる自律神経失調症と言われる状態になることがあります。交感神経と副交感神経、これら自律神経のバランスを良好に保つことが健康のカギと言っても過言ではないでしょう。

私達は日々活動して行く上で交感神経が優位になりやすいそうです。そこで副交感神経の活動を高めるような生活をすることが、自律神経のバランスを良好に保つためのポイントになります。とは言っても、自律神経は私達の意識ではコントロールできませんよね。実はそれを可能にするのが呼吸法なのです。冒頭でお話しした、院長の言うところの「深呼吸をしましょう」ということなのです。その呼吸法を少しご紹介しますと、

1)仰向けに寝転がる・・両脚は腰幅に開き、膝は軽く曲げておく。両手も肩幅程度に開いて、だらんとする。

2)全身の力を抜く・・無意識のうちに身体に力が入っている場合が多いので、先ずは腕・肩・手足にギュ-っと3〜4秒力を入れて、パッと力を抜く。これを何回か繰り返すうちに上手に身体の力を抜けるようになりますよ。

3)息を吐くことを意識しながら深呼吸をおこなう・・息を吐くことに重点をおいて、腹式呼吸を行う。まず細くゆっくり3〜5秒位かけて鼻から息を吸う。吸った息でお腹を膨らませるイメージ。息を吐くときは、口をすぼめて細くながくゆっくりと、息を吸うときの2倍の時間をかけて息を吐く。

…んん、考えながら呼吸すると苦しくなってくる?… 

大丈夫です、すぐに慣れます。苦しくなったらとにかく息を吐くことに意識を向けてください。私達は息を吐いたら、自動的に次は必ず息を吸うようにできていますから。

仰向けになるスペースや時間がない場合は、もちろん立っていても座っていても大丈夫です。できれば目を閉じ、自分を見つめる気持ちで、呼吸に意識を向けてください。きっと気持ちが落ち着いてリラックスできると思いますよ。(担当;看護師U.U.)


「鼻と口のどちらで呼吸するかは、健康か病気かの分かれ道になります」「慢性的に口呼吸している人は、疲労感、集中力や生産性の低下、不機嫌などの症状がある、といわれています」・・さあて、あなたは“口呼吸”派ですか、それとも“鼻呼吸”派ですか?

「口呼吸で寝ていると、起きた時に口の中がカラカラに乾いている」・・当てはまる人、多いですよね!しょっちゅうノド風邪をひいている人も口呼吸の可能性が高いでしょう。

わからなければ、唇にサージカルテープを縦1本貼ってみましょう。これが苦しければ、“口呼吸”でしょう。大丈夫、窒息はしません(^_-)口呼吸是正(矯正)のためにもこの方法は有効です。さて寝ている時はどうなのでしょう、確認してみませんか(^_-)


こちらは深呼吸を否定しているような・・、要するに、「深呼吸=酸素を多く取り込む=活性酸素&酸化ストレス発生=諸悪の根源」とこういう考え方です。まあ、でも「深呼吸をすると、実際に気分がよくなるからだ。昼寝から目覚めて伸びをするネコは、とても気持ち良さそうに見える。深呼吸して肺に大量の酸素を入れると、上半身がストレッチされ、ネコの伸びと同じような効果がある」と認めているので、自律神経的に考えればそれなりの効果は期待できるでしょう。

鼻から息を吸う=お腹をゆっくり膨らませる

鼻から息を吐く=お腹をゆっくり凹(へこ)ませる

「本当の深い呼吸は腹式呼吸であり、静かでゆったりした呼吸です」・・要するに、口呼吸=胸式呼吸=悪、鼻呼吸=腹式呼吸=善、とこういうことです。

 *本書の最大の要旨は「鼻呼吸=腹式呼吸、浅くゆっくりした呼吸、息を止めて低酸素&高二酸化炭素状態を作り出すことにより、心肺機能を高めること=トップアスリートへの道」、ということで私の求める先(別)の次元の話なので、これ以上の深入りはしません。興味のある方はご一読を。(残念ながら、電子書籍で読みましたので、クリニック文庫にはございません)

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