2019年2月号

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クリニック通信2019年2月号

臨時休診のお知らせ

3月29日(金曜)30日(土曜)・・31日(日曜)とあわせ3日連続の休診日となります。ご留意下さい。

 

栄養相談のお知らせ

今年から平日枠が金曜日から水曜日に変更となりました。水曜日午後と土曜日午前に概ね月1回ずつ対応します。

水曜日(15:00~18:30)枠 2月13日、3月13日、4月17日

土曜日(  9:30~12:00)枠 2月16日、3月16日、4月20日

 

スタッフ通信2019(1)- 貴方の身体を見つめ直しませんか -

メタボリックシンドロームの早期発見・予防を目的に、2008年4月にスタートした特定健診制度も間もなく11年目を迎えます。新しく健診項目に取り入れられた腹囲測定、皆さんもう慣れましたか?

「おへそ出さなきゃいけないのが、ちょっとねぇ~」とおっしゃる方も多いかと…(^^;)

復習になりますが、内臓脂肪の蓄積の目安となるのがこの腹囲です。男性の場合85cm以上、女性の場合は90cm以上となっています。この数値は内臓脂肪の断面積=100cm2に相当します。ではなぜ内臓脂肪の蓄積が問題になるのでしょう?

従来、内臓脂肪等を蓄積する脂肪組織は余ったエネルギーを貯蔵する場所として考えられてきました。ところが近年、脂肪組織の役割はそれだけでなく、さまざまな人間の生体維持に関わる物質(アディポサイトカイン)を合成・分泌し、血液中の糖質・脂質あるいは血圧のコントロール等に大きな影響を与えることがわかってきました。内臓脂肪が必要以上に蓄積した際、身体に出てくる悪影響は…

1)インスリン抵抗性(インスリンの働きが良くない状態)を悪化させる➡血液中の糖質を増やし、血糖値を上昇させる原因となる➡糖尿病

2)蓄積された脂肪が分解されて、再び血液中にはいりやすくなる➡血液中の中性脂肪やコレステロールを増やす原因となる➡脂質異常症

3)血圧を維持する物質の機能が低下し、逆に血圧を上昇させる物質が分泌される➡血圧が上昇する原因となる➡高血圧症

糖尿病・脂質異常症・高血圧➡動脈硬化の進行➡心筋梗塞・脳梗塞

 

わき腹を親指と人差し指でつまめるのは皮下脂肪。内臓脂肪は身体のもっと奥、腹部内臓周囲や腸間膜という腸を固定する膜に蓄積します。その為、内臓脂肪が蓄積するとお腹がぽっこりと出っ張ります。指でつまめるわき腹や太もも・臀部・上腕についた贅肉(皮下脂肪)は、見た目の問題にはなりますがそれほど害はありません。…いかがですか、貴方のお腹は?健診で気になる血糖値・中性脂肪値・コレステロール値・血圧値、これらはお腹の内臓脂肪の量が大きく影響しているのです。

すでに皆さんご存じのとおり、内臓脂肪は自身の努力で減らすことができます!先ずはご自分を見つめましょう。ご自分の身体を客観的に把握して、改善に向けての効果的な対策を立ててください。その為にクリニックで来月開催予定の身体測定会、ぜひご利用ください。健康に自信のある方もすでに治療中の方も治療予備軍の方も、クリニックが初めての方もどなたでも無料で参加できます。新しい年号を変革元年として、新たな減量作戦をスタートしませんか!?(担当;看護師U.U.)、

 

無料測定会検討中(希望者募集中)

体組成計による体重、体水分量、部位別の筋肉量、部位別体脂肪分析、ウエスト周り、内臓脂肪レベルなどを一度に測定できます。

内臓脂肪チェック  ・・検査希望者にお腹を出してもらい、センサー付きベルトを巻き、腹囲をはかり、インピーダンス法で、おヘソから背部に電極をあてて交流微電流を流し、内臓脂肪の抵抗値、と腹囲から算出した腹部全断面積を掛け合わせて、内臓脂肪面接を算出します。

 

測定希望者はご連絡ください。参加者状況により測定器機をレンタル予定。

管理栄養士のアドバイス付き、無料。(3月13日(水)午後、15日(金)午後、16日(土)午前の3日間が直近の候補日です)

 

<トピックス>

先月(1月)は降雨量が極端に少なく(限りなくゼロ)、“乾燥半端ないってぇ~”、寒冷と低湿度が大好きなインフルエンザA型の猛威が続いております。予防接種をしている人も、これまでインフルエンザに縁のなかった人も、老いも若人も関係なく、軒並みダウンしております。このまま雨が降らず、乾燥状態が続く様なら、今月も流行が続きそうです。そのうち、インフルエンザB型も混じってくることでしょう。受験生の皆さん、ガンバ! 加湿もマスクも意味がない、と言っている連中もいますが、

  • 手洗い・うがいをしましょう。
  • マスクをしましょう。
  • 加湿しましょう。
  • 無理せず、早めに寝ましょう。
  • 寒さと人混みをなるべく避けましょう。

 

歯周病は生活習慣病に影響する・・歯周病があると高血圧患者の血圧コントロールに悪影響を与える(らしい)

皆さんは定期的に歯科検診を受けていますか? “健康には歯が命”とはよく言ったもので・・歯周病がある人は、ない人に比べて降圧剤の効果が低下する可能性あり、とラクイラ大学(伊)から発表されました。まあ、そうかもね!高血圧の人は定期的に歯科受診しておきましょう。糖尿病の人は言わずもがな、です!!とにかく歯周病(齲歯)を放置しないようにしましょう。

 

ガン発生100万人時代へ

男性のトップ5は①胃がん(胃カメラ、ピロリ菌チェック)、②前立腺がん(血液PSA検査)、③大腸がん(便潜血反応)、④肺がん(胸部レントゲン/胸部CT)、⑤肝臓がん(B型&C型肝炎ウイルスチェック)

女性のトップ5は①乳がん(乳腺科健診)、②大腸がん、③胃がん、④肺がん、⑤子宮がん(婦人科健診)

・・がん発生100万人時代、定期的な健診がやはり基本です。上記( )内のチェックをしておきましょう。

 

ちょっと待って!その抗生物質は本当に必要ですか?

国立国際医療研究センターが実施した調査によると、

1)抗生物質は風邪をひいたときに効果がある、と思っている人が43.8%

2)風邪のときに抗生物質を処方してくれるのは良い医師、と思っている人が33.3%だったとの由。

風邪の原因の約90%はウイルスである

そもそも抗生物質は細菌に効果のある物質ですが、ウイルスには効果がありません。ウイルスは、細胞壁がなかったり自力でタンパク質を作らなかったりするので、細胞壁を攻撃したりタンパク質の合成を邪魔したりする抗生物質はウイルスには効きません。

「喉がとても痛く溶連菌感染を繰り返すので手持ちの抗生物質を服用しました」はまだしも、「昨日から熱が出たので余っていた抗生物質をのみました」「鼻水と咳があるので抗生物質をください」etc、“とりあえず抗生物質”信奉者のまだまだ多いこと!心当たり、ありませんか?

『元々わずかに体(腸内や皮膚など)にいた抗生物質の効かない細菌(耐性菌)がいて、抗生物質を使ったときに生き残って増えていくパターンがあります。また、抗生物質を使っているうちに細菌が生き延びようと変化して耐性菌になっていくパターンもあります。いずれのパターンでも抗生物質を使うことがきっかけとなって耐性菌が生き残り、繰り返し増えて病気をおこしてしまうことがあります』細菌はさまざまなメカニズムで抗生物質への効きにくさ(耐性)を得ていきます。すべての耐性菌が他の細菌を変化させるわけではありませんが、中には抗生物質が効きにくくなる遺伝子を他の細菌に渡すことができるものもあります。そのような仕組みの耐性菌は、他の細菌を変化させて耐性菌にしてしまうことがあります。

「抗生物質は5日間必ず内服しておくこと」と言われていたのに、喉の痛みがひいた(あるいは熱が下がった)ので1日分しか内服しなかった人、いませんか?抗生物質を途中で飲むのを止めたりすると、生き残っているのは薬に強い菌(耐性菌)ばかり、ということが起こったりします。すると、生き残った菌が残った資源と環境を独り占めして、どわ~っ、と増えます。

さ~て、その細菌に効く抗生物質が残っていれば良いのですが・・・

 

65歳以上の肺炎球菌ワクチン公費接種を5年間延長

3月末に終了予定であった公費負担による高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種の実施率が低い現状より、厚労省は今後5年間の継続を決定しました。ちなみに65歳時の接種率が40%程度だったそうです。今まで一度も打っていない人はご検討を!(過去に肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けたことのある人は対象となりません)

 

「早期に先天性風疹症候群の発生をなくすとともに、平成32年度までに風疹の排除を達成する」ために、厚生労働省は、2019年度から2021年度末までの約3年間、以下の実施要領、原則無料でワクチン接種を実施する方針とした。

対象・・1962年4月2日~1979年4月1日に生まれた男性

実施開始日・・4月1日から(?)

実施内容・・風疹抗体価血液検査と必要者への風疹ワクチン予防接種

費用・・原則無料

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