2019年5月号

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クリニック通信5月号

〜令和の扉が開かれた〜

臨時休診のお知らせ 
夏休みの予定 8月13日(火曜)〜8月17日(土曜)

栄養相談のお知らせ
水曜日午後と土曜日午前に概ね月1回ずつ対応中。一人40分程度。
 水曜日(15:00〜18:30)枠 5月15日、6月12日、7月17日
 土曜日( 9:30〜12:00)枠 5月25日、6月15日、7月20日

スタッフ通信2019(4)~女性ホルモンとアロマ〜
先日参加したアロマセミナーのテーマは、
ホルモンと共に生きる女性の体をいたわろう
~年代別女性特有の疾患へのアロマのアプローチを対策~
というものでした。
理論編「女性ホルモンの影響とアロマの使い方」
実習編「骨折予防のアロマトリートメント」
 自分自身が直面している内容でもあり興味深く学べ、初対面の人たちでしたが、和気あいあいと実習に取り組めました。
 ところで女性ホルモンというと、エストロゲンとかプロゲステロンなど、妊娠中や更年期とともに耳にしたこともあるかと思います。例えばエストロゲンの量(pg/ml)は、
 月経期 20~ 50
 排卵期 100~200
 黄体期 70~120
 妊娠期 200~50000 と時期により結構変動も個人差も大きく、測定結果の解釈には十分注意する必要もありますが、更年期以降になると5pg/ml以下となり、男性の値(20~40pg/ml)よりもさらに低くなると言われています。
エストロゲンの主な働きは、
・中枢神経(意識)女性化、ハッピーな気持ちにさせる
・乳腺細胞の増殖促進
・卵巣排卵制御
・アセチルコリンを生成する酵素の産生を刺激することでアルツハイマー病を予防する
・血管を拡張し、血圧を下げる
・インシュリンの感受性を上げる
・骨密度を高める
・脂質代謝を制御することで代謝を高める
・HDL(善玉コレステロール)値を高めて、LDL(悪玉コレステロール)値を下げる
・動脈の弾力性を保つ
・血液凝固作用による抗動脈硬化
・皮膚のコラーゲンを保ち、皮膚薄化
・カルシウム、マグネシウム、亜鉛の吸収を手助けする 等々。
ということは、更年期に入りエストロゲンが急激に低下すると、認知症・高血圧・糖尿病・脂質異常、皮膚の変化や関節の変形などの危険性がぐっと上昇してくることになります!
 そこで減少するエストロゲンを補足し健康的に過ごすための手助けとなるアロマトリートメントをご紹介します。
○肝細胞の活性化と解毒作用を促す精油・・ローズマリー・ベルベノンとレモン
○骨密度を上げる精油・・シソ、リモネン系(柑橘系の果皮)、ローズ・オットー、ゼラニウム
○高血圧に効果のある精油・・ラベンダー、カモミール・ローマン、マジョラム、レモン、カルダモン 等々
これらの精油を使いトリートメントオイルを作ります。
作り方・・マカデミアナッツオイル20mlに精油8滴を加える
そして下記の表を参考にトリートメントしましょう。
 男性の方や更年期以降の女性の方も関節の痛みが減った、皮膚の張りが出て来た等の報告があるそうです。いくつになっても自分の身体を自分でいたわることは大切ですね(^_^)
*注意点
エストロゲンの中にはエストロンのように高値になると乳癌に関与するものがあります。
既往や家族歴のある方はタイム、ゼラニウム等は使用に注意して下さい。
担当;Y.Y.
自分の運動強度を認識しておこう
 先ず基本は、①座って1メッツ、②立って2メッツ、③歩いて3メッツ、そして、④やや速歩と自転車が4メッツ、⑤かなり速歩が5メッツ、⑥ジョギングは6メッツ、⑦階段昇りが8メッツ、となります。

「メッツ/MET(またはMETs)」とは、運動や身体活動の「強度」を表す単位で、安静時(座って安静にしている状態)を1メッツとし、それぞれの身体活動がその何倍の強度に相当するかを示す物差しです。

その運動をあなたが「楽」に感じれば3メッツ、「やや楽」なら4メッツ、「ややきつい」なら5メッツと言い換えることができます。(以上、日本健康運動研究所 http://www.jhei.net/exer/basics/ba02.html 参照)
ところで私のウォーキングは何メッツ?・・マサチューセッツ大学公衆衛生大学院から、「1分間に約100歩で歩くのが中程度の運動で、1分間に約130歩を超えると激しい運動レベル」であり、
1分間の歩数が110歩 = 4メッツ
       120歩 = 5メッツ
       130歩 = 6メッツ 
と考えればよい、と報告がありました。あなたのウォーキングは何メッツ?

インターバル速歩を心がけよう
 インターバル速歩とは、「さっさか歩き」と「ゆっくり歩き」を数分間(3分が目安です)ずつ交互に繰り返すウォーキング法(毎分100歩で3分、毎分120~130歩で3分のイメージ)です。筋肉に負荷をかける「さっさか歩き」と、負荷の少ない「ゆっくり歩き」を合わせることで、筋力・持久力を無理なく向上させることができるうえ、骨密度の増加や生活習慣病リスクの改善などにも効果があります。1週間トータルで120分以上を目指しましょう。
<参考>
健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/intabarusokuho.html
熟年体育大学リサーチセンター
http://www.jtrc.or.jp/interval/

不健康な生活→脳の血管障害→認知症
「高血糖」「高血圧」「脂質異常症」「肥満」「内臓脂肪の蓄積」「喫煙」などは血管をいためて、動脈硬化が進みやすくすることはすでにご存じだと思います。最近の研究で、体格指数(BMI)と腹囲周囲径、糖尿病、高血圧、高コレステロールなどを適切にコントロールしないと、脳の血管に障害が起こりやすくなり、アルツハイマー病などの認知症のリスクが高まることが明らかになりました。脳の血管がもっともダメージを受けやすいのは「糖尿病」「高血圧」「喫煙」の3つで、1つより2つ、2つより3つ当てはまる人は、認知症一直線(?)・・・、ご用心!

アルツハイマー、追加の話題
1)東京大学の研究チームは、インスリンの働きの低下と関係なく、高脂肪の食事を摂り続けることで脳に代謝ストレスが生じ、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβが蓄積するメカニズムを解明したとの由。
 
2)2型糖尿病がアルツハイマー病の発症リスクを2倍に高める!

3)インスリン抵抗性は脳の「老人斑」の形成(=アルツハイマー病)の程度と相関する!
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